見上げればそこには空があり、見渡せばいつもと違う風景が拡がる屋上ですが、活用方法によっては無限の可能性があり、ライフスタイルを一変させてくれるかもしれません。今回は、具体的に屋上の活用例を挙げていきながら、その可能性を探っていきたいと思います。
〇屋上活用の3つのポイント
まずは、屋上を活用するに当たってのポイント、3つの着眼点を挙げさせていただきたいと思います。
・緑、自然とのふれあい
・眺望を生活の一部に取り入れる
・スペースの有効活用
勿論、今までもこのような視点で屋上を使われてきた方も多いかもしれませんが、あくまでも、本格的なものではなかったと思います。しかし、実際には、それぞれを追求する、あるいは組み合わせることで、新たな生活シーンを演出することが出来るかもしれません。
〇緑、自然とのふれあい
屋上緑化という言葉があるように、都心では屋上に緑の空間が求める場合が増えています。それは、地球温暖化やヒートアイランド現象といったことへの対応の1つと言うだけでなく、敷地内に庭を設けたりすることができない都心の生活の中で、草花や木々といった植物に触れ、それに囲まれた空間に身を置くことで、ストレスフルな毎日の生活の中に、癒しの時間を持つことが出来るということが可能となってくるからです。
具体的には、次のようなことが考えられます。
・芝生を張る。
・果物のなる木やハーブなどを植えて楽しむ。
・藤棚等屋上庭園を造る。
〇眺望を生活の一部に取り入れる。
屋上という空間で手に入れることが出来るものに、眺望があります。建物の場所、環境によって、晴れた日には遠くの山々まで見渡せたり、普段は見慣れない位置から街の風景を見ることができる、あるいは夜景や星空を楽しむことができます。それらを利用して次のような活用方法が考えられます。
・ジャグジーや露天風呂の設置。
・食事やBBQ、ティータイムを楽しむ場所。
・リラックススペースとして。
〇スペースの有効活用
過密化が進み、地価の高い都心では、なかなか広い敷地を用意することが出来ませんが、そうなってくると上下にしかスペースを拡げることが出来ません。勿論、地下を利用することは難しくなってきますから、屋上の利用がスペースの有効活用に繋がっていきます。
・リビングスペースを設ける。
・特別な場所にゲストルームを造る。
今回は、屋上の活用例について見て来ました。3つのポイントに分けて紹介してきましたが、
勿論、それぞれが別のものではなく、3つの要素が絡まりあって、屋上が活用されていくわ
けで、それぞれの屋上の最適な活用方法があるはずです。
そこには建物の構造や設備、法律的な規制や周囲の環境等も考慮する必要があります。
私達、東京借景では、それぞれのライフスタイルに合った、そしてそれぞれの屋上に最適
な活用方法をご提案させていただきたいと思っておりますので、お気軽にご相談ください。